1920年頃からアメリカでは、工業先進国として発展し続ける一方で、それまでの増産のみを追い求める農業とは違い、
環境に負荷を与えない持続的農業、すなわち”有機農業”への関心も、また静かに広まりつつありました。
そして1970年代半ば、数人の生産者が集まり、互いの情報や経験を交換して有機農業に関する知識や技術を高めていこうと、グループを結成。
80年代初頭には現在のOCIA基準の基礎となる有機認証のガイドラインが作られました。
ともに有機農業への熱い思いを共有する仲間はしだいに増え、1985年秋、数組の生産者グループが一堂に会し、生産者が所有し、生産者によって運営される
協会を作る構想がまとまりました。 これが現在のOCIA(Organic Crop Improvement
association)の母体となるものです。

| 世界規模で有機認定を行なっています |
現在、OCIAインターナショナルの本部は米国ネブラスカ州にあり、約30名のスタッフが認定業務にあたっています。
年間に認定する生産者数は約3,000。加工メーカーなどの法人は500〜600にのぼります。
認定する農産物は大豆、小麦、コーン、豆類、コーヒー、各種穀類などから、それらの加工品、畜産物、牧草まで多岐にわたっています。
中でも大豆の認定を多く手がけ日本にもOCIA認定の良質な有機大豆が多く輸入されています。
そのため、豆腐や納豆などの大豆加工品を製造する国内のメーカーには、もっともなじみの深い認証機関となっています。
また、OCIAインターナショナルの基準は世界各国の有機基準の基礎となるIFOAM(International
Federation of Organic Agriculture Movements)の基礎基準に基づいており、
毎年IFOAMの厳しい監査を受け、国際的に信用のある認証機関として世界の数ある認証機関の中でも中心的役割を担っています。
OCIAインターナショナルが行なう認定プログラムはOCIA認定のほか、 2002年10月から施行された全米統一有機基準であるNOP(NationalOrganic
Program)認定、CAQ認定(カナダ)、Bio-Suisse認定(スイス)があります。